リア充なのに空虚だった30歳の僕が、子供のころの楽しさを取り戻した人間関係構築術

コーチング実践体験記

生活している中で、目に見えてないものって色々ありますよね。

それらは目に見えてないからといって、影響度が低いわけではありません。

例えば、腸内細菌。

目には見えないけど、腸内細菌のおかげで私たちは栄養をちゃんと吸収できるし、腸内細菌の調子が悪ければ私たちの体の調子はどんどん悪くなるらしいです。

見えてないから、気づいてないからという理由でゴミばかりをあなたが集め続ける生活をしているとどうなるでしょうか?

この記事は、私が気づかずにゴミ山の中で生きて、どれほど幸せを逃していたかその体験をお伝えします。

 

小学生の頃のような楽しい日々が大人になるとあまりないのはなぜなのか

30才手前、こんなはずではなかった!

29歳の春、私は東京に上京して6年目でした。
「今年で30歳になる」と気づいた時に、昔思い描いた理想の30歳を思い出しました。

理想の30代は、尊敬できるメンバーとやりがいのある仕事して、収入は1000万以上稼いで、日々の充実感を感じながら過ごしているイメージでした。

当時、29歳だった私の現実は、

  • 収入はなんとか目標に達しそう
  • 仕事も尊敬する先輩とやりたいこともさせてもらっている

というものでした。

なのに、思っていたほど幸せじゃない。
おかしい、何かが間違っている。

と思い始めました。

がむしゃらに行動してきた20代。努力してきたはずなのに…

私は東京に来れば、何か大きなことができるかもしれないと考えて、四国で就職してすぐに東京に出向しました。

その時の高揚感は今でも忘れません。

これからドラマのような大きな変化を自分の人生に起こしていけるに違いないと胸膨らませていました。

ただ生活しているだけでは何も変わらないだろうと、20代はとにかくできることを試しました。
転職、副業、恋愛、社会人サークル、なんでもリア充の人がやっていそうなことは大体やってみました。

なのに、今のこの微妙な感覚はなんなんだ。

私には幸せを測る指標が最初から足りていない気がして仕方なくなってきました。

小学生時代と比べて、何が違うのか

小学生のころ、毎日が楽しく、幸せいっぱいでした。
毎日夢中で何かをしていたと思います。

明らかに幸せの感じ方が今と小学生のころでは違う。
何が違うのか整理してみました。

小学生のころ 29歳の私
感情 毎日幸せ 時々幸せ
やっていたこと(行動) ゲーム、漫画、学校 映画、読書、仕事
収入(お小遣い) お菓子代くらい 趣味を楽しむくらいの余裕
誰と行動したか 親友たち 一人か時々友達

整理して気づいた大きな違いは一緒に行動する人の違いでした。

確かに社会人になってから、親友と会う回数は小学生のころと比べると大きく減っている。
もしかしたら、これがヒントかもしれない。

 

タイムリープしたい!そんな時に見つけたこと

今さらだけど、パレートの法則って何?

幸せを感じる体験が減ってきたなと実感してから、私はタイムリープしたいと妄想をしていました。
なんとか、小学生の頃のような毎日が充実している感覚を取り戻したい!

そんな時にタナカミノルさんの音声コーチングでアドバイスいただいたのが、パレートの法則を使うといいよということでした。

パレートの法則は有名なので知っている人もいるでしょう。

「会社の売上の8割を作っているのは、全体の2割の社員」
「世界の8割の資産を持っているのは全体の2割の人」

などで聞くことが多いです。

つまり、全体の8割の成果は2割がつくっている、ということです。

自分も昔、セミナーで聞いたことがあったのですがその時の感想は、
「じゃあ、会社の上位2割にどうやったら入れるのかな?」
と考えたくらいでした。

実際の行動にどうやって活かすのかは全くわからないままになっていました。

全てのことにパレートの法則は当てはまる

パレートの法則を幸せに活かすとはどういうことだ?
聞いた時の私の頭の中は「?」マークでいっぱいでした。

そこからわかりやすく説明してもらったものの1つに
「全体の8割の幸せをつくっているのは2割の人間関係」
というのがありました。

なるほど。これだとわかりやすい。
私の小学生の学年は60人くらい。その2割は12人。
確かにこの人数くらいの友達とばかり毎日遊んでいたあの頃は楽しかった。

29歳までいろいろなリア充っぽい活動をしすぎて、私の連絡先は1000人を超えていました。

ただ、その中であっていて幸せだなと感じる人は一握り。
しかもその友達と会う回数は年に数回。

この差は大きいと実感が湧いてきました。

タイムリープ実践!

意図的にこの2割の人に会い続ければ、数年で実感していた幸せが短期間で感じられるかもしれない。

まさに小学生時代にタイムリープした感覚を味わえるのではないかとワクワクしてきました。
私がまずやったことは2つです。

  1. 一緒に過ごして幸せを感じた人をリストアップする
  2. リストの人に会う約束をする

ここからどうなるか、行動開始です!

 

大切な人だけに集中したら、どうなるのか

連絡先を8割消して、起きたこと

まず始めたのが膨らみすぎた連絡先の削除からでした。

いつ交換したかもわからない連絡先ってありませんか?

LINEのトークを読み返しても誰なのか思い出せない人が自分は何人かいました。
そういうなくなって困らない連絡先を削除すると1000件の連絡先が200件まで減りました。

消して気づいたのですが、連絡先があるだけで思考は鈍るみたいです。
消した瞬間からスッキリした気分になってそれだけでもLINEを開いた時の気分が随分と違います。

既にお気づきかと思いますが見えないゴミは連絡先のことです。
日常生活では気にしていないけど確かに自分の生活の中、頭の中に確かにある意味の亡くなった連絡先が知らないうちに溜まっているゴミの正体です。

親友と毎週会ってみたら、なんと!

次に始めたのが、仲のいい友人をピックアップして1ヶ月のうちに全員と会うことです。

さらに会った友人の中で、充実した時間を過ごせたなと感じた友人とは毎週会うことにしました。

流石に毎週会うのは相手にとってメリットがあまりにもないので、その時は一緒に物販の副業を始めてお互いの結果を週一で報告しようという理由で会っていました。

実際に試してみて起きたことは自分でも驚きでした!
なんと、30歳手前にして、社会人で1番楽しい数ヶ月になりました

しかも、友人と始めた物販は初月から利益が出始め、友達に至ってはひと月で5万以上の利益を出していました。

二人とも未経験、平日の夜と土日のどちらかだけを使っていた状態からこの結果は驚きでした。

私の感覚としては、幸せが増えるとエネルギーも高まって行動力も増えた感じでした。

人によって正解は違う、自分世界線から抜け出す

毎週会っていて数ヶ月後に、なんと逆に疲れてきました。
数年分の充実度が一気にきて、興奮していたのだと思います。

これではまた29歳の春に逆戻りすると思って、友人と会う回数を調整し始めました。

調整して私にとってちょうどいいという感覚は定期的に月1で友人と会うことだとわかりました。

小学生の頃は毎日会っていて、感じた充実度を今は月1回のご飯で同じくらいの充実度を感じています。

人に会う回数は人それぞれなのだと思うので、ぜひ自分に合った回数を探してみるのも面白いと思います。

同じことを繰り返せば幸せになるわけでないというのも大きな気づきでした。

 

定期的な断捨離で幸せに!まだ見ぬ世界へ

充実度合いは大きく変わってきた、30歳手前と33歳の私

あれから3年。私は幸せに関わる友人関係のブラッシュアップを日々継続しています。

今は月1回友人と会うことは継続しながら、年に2回、別の友人と一緒に旅行にいくサイクルを続けています。

少しずつ変化を加えて確実に去年よりも充実した1年を過ごしています。

どこまでもいける!私がこれからチャレンジすること

今までは楽しいと感じる友人と会う回数を増やすことに集中していました。

これからはさらに、パレートの法則を活用する幅を広げていきます。

パレートの法則は感情的な充実だけでなく、仕事面の充実や自分の成長に関わる関係など全ての軸で使えると教わりました。

感情を満たす以外にも私がもっとよくしたいことは、仕事や子育て、知識・経験の強化などがあります。私はこれらの軸をより充実するための関係づくりにも挑戦しています。

ここに挑戦するきっかけは楽しい関係になれた友人とそうでもない友人との違いが明確にわかってきたからです。

私が楽しい関係になれた友人は、目的を持って行動を継続している人でした。

目的を持って継続できている人は意外と少ないように感じるのですが、継続できているかどうかはSNSの発信内容で測れるのではないかと検証し始めています。

まだ確証は取れていませんが、ここも一つ一つ試しながらほしい結果を得られるように行動していきます。

ここから自分の人間関係がどう変化していき、充実度や成長度がどこまで上がっていくのか楽しんで試していきます。

試すことは簡単。まずはやってみる

ぜひ、少しでも興味を持ったらやってみてください。
学生時代の今は全く連絡を取っていないあの人の連絡をまず一件削除してみる。
その小さな一歩で私は30歳手前では全く想像のつかなかった幸せな時間を過ごしています。

皆さんの幸せの小さな助けになることを祈っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人
清水識遠(SHION)

1988年香川生まれ。SHION / 清水識遠。SEとしてNTTデータ四国に入社後、社会人2年目にフリーランスへ転向。みずほ銀行、三菱など金融系に携わった後、KaizenPlatform、リクルートなど約10社で案件に参加。2017年2月に法人化し、経営とシステム開発の両方をしている。フリーランスから法人化までの経験をもとにSEのキャリアアップ&独立支援もしている。

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