一流企業から副業成功で脱サラ、自由な働き方を実現した僕がその先で見た本当の富とは?

コーチング実践体験記

突然ですが、あなたは「富」と聞くと何を想像しますか?

  • 株券などの金融資産?
  • 積み上がった金塊?
  • 広大な土地?

うん、僕も欲しいです!

でも、確かにこれらは富なのですが「富にランク付け」をするのであれば、実はもっと上位のものがあるみたいなんです

その上位の富に触れたことが僕の人生を大きく変えることになるとは全く想像もしていませんでした…。

 

ト○タ社員時代に感じてたこと

将来のお金の不安

人生100年時代が到来し、老後の生活のために「2000万円必要!」との金融庁の報告書が発表され、炎上したことが数年前にありました。

その報告書が出る10年以上前…

当時僕は大手自動車会社に勤めていたので、20代ながら、年収はそこそこありました。

かなり忙しい部署に配属されていたので、平日は早朝から深夜まで、休日は泥のように眠る、
こんな生活を続けた結果、貯蓄もそこそこ貯まっていました。

大企業の正社員で貯蓄あり。
でも、なんか将来に対して漠然とした不安がある。

そんなモヤモヤを抱えて、日常生活を送っていました。

「金持ち父さん貧乏父さん」との出会い

入社して5年目に一回目の転機が訪れます。

同期の友達と久しぶりに会った時に、友達が「投資」を始めたことと、『金持ち父さん貧乏父さん(ロバート・キヨサキ著)』という本を教えてもらったのです。

貯蓄以外の運用方法を知らなかった僕は、「投資とか大丈夫かよ…」と思いながら、貸してもらった『金持ち父さん貧乏父さん』を読み…衝撃を受けました。

「なるほど!
投資家やビジネスオーナーになればお金の不安を感じなくて済むんだ!

社員として働いているだけではラットレース※から抜け出せないんだ!」

※『金持ち父さん貧乏父さん』に出てくる単語
働いても、働いても、一向に資産が貯まらない状態のことを指す。

「だったら、いっぱい投資するために、
もっともっとお金を稼がな、アカンな!目指せ経済的自立!」

と、ものすごく道が開けた気持ちになり、すぐに行動を開始し始めます。

さぁ副業を始めよう!

20歳で就職し、ずっとサラリーマンを続けていた僕にとって、「投資」や「ビジネス」というのは未知なる存在でした。

なので、本屋に行って副業関係の本を片っ端から買って、何に取り組んだらいいかを調査しました。

その時は、特にFX(外国為替保証金取引)が副業として注目を浴びていたこともあり、なんとなくFXを始めることにしました。

結果・・・惨敗(笑

多額のお金を失うことになりました。

本業にも悪影響を与え、値動き(チャート)が気になって気になって、会社のパソコンで見ていたら、怒られました。(当たり前ですが…)

このような経験から、一旦FXは諦めます。

そして次に注目をしたのが「古物商」でした。

今ではメジャーなフリマアプリも、その時は創成期だったため、一般の人が自分で中古商品を売買する、ということが少なく副業の中では実践しやすいジャンルとされていたのです。

ただ、警察から「古物営業の許可」を取らなくてはいけないなど、心理的ハードルも高かったので、副業として本格的にやる人は少なかった印象です。

参入者が少ない
→ 中古商品をいっぱい仕入れられる
→ 売上があがり、更に仕入れを拡大する

副業は主に土日の活動でしたが、上手く軌道に乗ったことで、収入が増え続けました。

そして、副業の収入がト◯タの給料を超えた時、独立することを決意しました。

「独立したら、もっと時間が増えて、もっと稼げるはず!」

 

個人事業主時代に感じていたこと

最初はめっちゃ楽しかった

独立し、時間ができたので、経済やビジネスの本を読んで、それを自分の古物商ビジネスに応用していきました。

学んだことを実践すれば、収入に直結したので、新しいことを学び、より大きく稼ぐのが楽しくて仕方がありませんでした。

しかし…

年収1000万円近くなった時、働けなくなったのです。

会社から独立して、自分の力で稼げるようになることがラットレースから逃れる道であり、それが本当の「自立」だと思っていたのですが、

自分の状態を客観視した時
「個人事業主として働いて、お金を稼ぐこと」と
「サラリーマンとして働いて、給与をもらうこと」との間には何も違いがないのではないか?と気付いてしまったのです。

数年間活動して、独立もしたのに、何も変わっていないならどうしたらいいのか・・・

明確な目的が無くなってしまい、何も手が付かなくなってしまいました。

タナカミノルさんとの出会い

この鬱々とした状態を解消する転機となったのが、タナカミノルさんの音声プログラムです。

本当の意味での自立ってどういうことなんだろう?と悩んでいる僕に一筋の光が指します。

音声プログラムの中で、ミノルさんはこう言います。

「真の自立とは……………………」

そして、真の自立に至るためにはガッポガッポ「富」を作らなければならない、と。

富にはランキング(順番)がありランキング上位のものから優先的に取り組むべきことを理解しました。

これまでお金を稼ぐ(作る)ことが、1番大事だと思っていました。
しかし、それよりも「信用と信頼」を作ることの方が優先順位が高かったのです。

たとえば、マイホームを購入する時。

現金一括で購入する人は稀ですよね?おそらく、ほとんどの人は銀行にローン申請を行うと思います。

その時に確認されるのが「信用」です。

  • どこに勤めているのか?
  • どんな仕事をしているのか?
  • 貯金はいくらあるのか?

など、自身の信用情報を精査され、将来の信頼性が認められると、『過去から現在まで積み上げた信用と、将来への信頼が、お金に変わる』のです。

クレジットカードなども同様の仕組みです。

この事実からも分かるように、「信用と信頼」はお金にも変換可能な、上位ランクにある富なのです。

逆にお金を、信用と信頼に変換することはできません。

たとえば、宝くじで1億円をたまたま得た人が
「1億円あるから、俺って信頼できるよね?」
と言われても、なかなか難しいのではないでしょうか?

「信用と信頼があれば、お金””生み出せる。もちろん、”他のもの”も

 

理念をもって法人を立ち上げる

尖ることは信用に繋がっている

これからの課題は明確になりました。

「どうやって信用と信頼を積み上げていくか?」

この1点です。

あなたはどういう人なら信用しますか?
どういうシーンで「信頼しているよ」と言われますか?

たとえば、
「何でもできます」よりも
「◯◯なら誰にも負けません」の方が良さそうです。

ここに来て、僕は
「お金が稼げる仕事」よりも
「自分の強み(独自の価値提供)が活きる仕事」を優先することに決めました。

「◯◯ならあなた(の会社)よね」
と言って貰えるようになる。

そのためには、価値提供の質にこだわる必要があります。

自分にはどんな独自の価値が提供できるのか。
誰ならより価値を感じて貰えるのか。

関係者全員が嬉しい仕事と出会う

自分の独自の価値提供方法を考えている時、ある障がいを持つ子供の親と出会います。

彼らは
「子供(成人)が障がいを持っているので、あなたの様に自由には生きられない」
という話をして来ました。

この時に、「子供の課題を解決すれば、親の悩み(=自由に生きたい)も解決するのではないか?」
という仮説が生まれたのです。

障がいを持つ子供を助けるともれなく親も助けることになる。
親は自分の人生を生き、より多くの人を幸せにするかもしれない。

関係者全員が嬉しい仕事(ビジネス)ができる!

そう考えてスタートした仕事が「障がい者グループホーム※」です。

※障がい者グループホームとは、障害のある人が外部のスタッフのサポートを受けながら、共同で生活できるシェアハウスのようなものです。

障がい者自身が家族から自立して生活する手助けになる仕組みです。

運営しているグループホームの一つ

その行動は「信頼を増やすか?減らすか?」という指針

障がい者グループホームをスタートさせてからしばらくたったころ、
「地域でどの事業所からも断り続けられた重度の人を受け入れてもらえないか」
という相談を受けました。

重度の方ですので、当然ですが

  • 支援難易度
  • 設備要求度
  • 肉体/メンタル負担度

が高い方になります。

従業員の中には、不安を抱える人も多かったのですが
「この様な人を受け入れられるようになってこそ信用が得られる」
と考えて、みんなで協力して受け入れることにしました。

結果的に言えば、その受入実績が他地域にも波及し、各地域で最重度とされる人がどんどん紹介されるようになりました。

「重度の受け入れをし、その方の生活を安定させる技術力がある」
わずかずつですが、このような「信用と信頼」が蓄積されつつあるようです。

自社の取り組みが新聞でも取り上げられました

富作りがもたらすもの

2017年に立ち上げた会社も5年経ち、会社への「信用/信頼残高」が蓄積されているのを周りの反応の違いから、肌で感じることができます。

たった1人の利用者からスタートした事業は、今では利用者総数40名、パートも含めた従業員70名、グループホーム7棟、作業所2棟まで増えました。

元々実施していた古物商ビジネスは、障がい者さんの仕事(清掃・検品・発送)として活かし

他にも、

  • 草刈り事業
  • 製菓事業
  • 農業

などを徐々に増やし、障がい者ひとりひとりの強み(独自の価値提供)が活きる環境のサポートをしています。

グループホーム利用者だけでなく、従業員には「社内ベンチャー制度」を用意して起業支援も行っています。
(写真作家として活動している社員もいます https://yasuhideyoshimura.com)

全ての関係者の「富」が増えることが自分の人生も豊かにする。

そんなワクワク感を感じながら、毎日を過ごしているので、役員報酬(自分の給料)はト◯タ時代の3分の1程度ですが充実感は段違いです。

まさか自分が自動車エンジニアから、古物商をやって、その後、障がい福祉に携わるとは10年前の自分では想像もつきません。

劇的な転換が訪れたのは、やはり「富」には優先順位があるという概念を知ったからだと思っています。

僕のように、将来への不安、閉塞感を感じている人、または副業をしたい!と思っている人へ、

  • まずお金を稼ぐのもよし
  • より優先順位の高いものに先に取り組む(結果的に「お金」も手に入れる)のもよし

だと思います。

いずれにしても、僕の体験やこの記事があなたにとって何らかの価値提供になれば幸いです。

ご精読ありがとうございました。

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この記事を書いた人
三宅基晴

葉巻とお米と本をこよなく愛すオッサン起業家。
エンジニアとして9年のサラリーマン生活の後、29歳の時に古物商ビジネスで独立起業し、現在は福祉事業をベースに色々な事業を展開している企業の代表を務めている。
今後10年ぐらいで自分(会社)がやりたいのは「誰しもが自分の強みを活かせ、相互依存できる村」を創ること

三宅基晴のWebサイトはこちら

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コーチング実践体験記三宅基晴作者
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